top of page

Millennium Force
【Data】
高さ:94.5m
速度:149.7km
メーカー:Intamin
モデル:Giga Coaster
乗車定員:36人乗り
累計乗車回数:7回
おすすめの座席:先頭/最後尾
評価[5]/★★★★★
ローラーコースター界の圧倒的カリスマ
"Millennium Force"

【Review】
レビュー第一発目は、ローラーコースターマニアなら知らない人は居ないであろう"Millennium Force"。
2000年にオープンした世界初のギガコースターとレコードブレイカーとしてその名はとても有名なコースターだ。
2025年に遂に念願が叶いこのコースターへの乗車が叶ったのでレビューしていこう。
2025年現在、記念すべき25周年のこのコースター。入り口付近にはそのアニバーサリーを祝うロゴに付いてあるバッチやフラッグが目立つ。この記念すべきタイミングで乗車でき、憧れていたコースターな事もあり大変嬉しく思った。

入り口には大きな25周年を祝う
バッチつきロゴとがお出迎え

こちらがエントランス
アーリーエントリー時もあって空いていた

フラッグもカッコよいデザイン
当初は世界で初めて300フィート"91m"の壁を破ったコトで有名だ。
さてさて、Qラインでは真横をカッ飛んでいく車両横目に待つコトとなり期待と興奮が徐々に上がっていく。
ブレーキゾーンではゲストの歓声や拍手さえも起こっている。
流石はMillennium Forceだ。
25年という時を越えても未だに人々を魅了し続けている。
先程レコードブレイカーの話、つまり2000年当時は"世界一速く" "世界一高い"ローラーコースターとしてオープンした訳だが、同年8月に日本のスチールドラゴン2000がオープンしレコードの座は奪われたものの、そのコースレイアウトや乗り味の良さからスチールドラゴン2000以上の評価を受けているのも魅力のひとつ。
現在はFury 325に高さの世界一は奪われており私もいつか乗りたいコースターのひとつだ。
話を戻しQラインを抜けプラットフォームへ着くとそこにはシルバーと赤を基調としたサイバーな雰囲気。
コースターレビューサイトや動画サイトで飽きるくらい見た景色に圧倒された。
(コースターレビューサイトに感化されて私も作っているのでその恩恵は大きい)
アメリカでは先頭列や最後尾に乗りたい場合にそのレーンに並べば乗車可能なので後にそれぞれ乗車した。
これは大変ありがたいシステムなので是非日本にも導入して欲しいものだ。
車両はIntamin社の旧式のモデルのもの。
日本だと現在は東武動物公園のカワセミが同じモノだろう。
ただヘッドレストが高かったりと少しの変更はある。
ハーネスはシンプルなラップバーで開放的な車両が特徴的。
個人的にはこの車両は完成系のようにも思える車両だ。
また9車両36人乗りと非常に大きいのも特徴的。

Qラインの真横を走るのでこんな看板も

この様に真横を車両がカッ飛んでいく

ブレーキゾーンではゲストの歓声が上がる

プラットフォームは独特なサイバーなデザイン
Millennium Force ThemeがBGMで流れているのもナイスだ。

夜だとまたイメージがガラッと変わる

外からのプラットフォーム写真

車両はIntamin社の旧式のモデルのもの
先頭のロゴがクールだ
ハーネスチェックを終えると巻き上げ開始だ。
このディスパッチの間隔が短いのもアメリカ遊園地特有だ。
巻き上げスピードはサンダードルフィンやカワセミを始めキャッチカーを使った巻き上げでかなり速い。
スムーズに最高地点94.5mに向けてどんどん巻き上げていく。
またロケーションも非常に良く"左を見ると大きなエリー湖と遠くに見えるサンダスキーの街並み"。
右を見ると"園内の風景とその奥にエリー湖"。
湖といってもかなり巨大でパッと見はまるで海の様だ。
最高地点に着くと地平線が見えるとんでもない景色。
両手を大きく上げてファーストドロップに挑んだ。

圧倒的スケール感

スムーズに巻き上げていく
94.5mを僅か30秒足らずで巻き上げる
落差91m 角度80°ファーストドロップは今までに体験したこと無いほどの爽快感だった。
日本にある"スチールドラゴン2000"や"サンダードルフィン"もスペック的には近いが、それらが霞んで見えてしまうくらい豪快かつクオリティの高いファーストドロップだ。
まるで身一つで落下しているかの様。
最後尾では車両の長さ故、外へと放り出されるような感覚を味わうことが出来る最高のファーストドロップ。
ドロップの底では最高速度である149.7kmを叩き出しオーバーバンクカーブを風を切りながら滑走していく。

いくぞーーー!!!!

今迄に体験したことのない領域
爽快感のある豪快なドロップ

底では最高速度である149.7kmを叩き出す

オーバーバンクカーブを風を切りながら滑走
たまらなく気持ちよい
オーバーバンクカーブを抜けると左へバンクを付けながらトンネルの中へ。
一瞬暗転したかと思ったら巨大なキャメルバックへ突入する。
ココのキャメルバックで身体がふわーっと浮くのだが、コレがまぁ気持ち良い!!
この身体が浮く感覚のコトを"エアタイム"と呼ばれておりコースターの評価軸の一つでもある。
そして、このエアタイムは所謂フローターと呼ばれる浮きなのだがフローターにも様々なクオリティーはあれどその中でもトップクラスに素晴らしいエアタイムだ。
このクラスのエアタイムは私の知るところFerrari World Abu Dhabiの"Formula Rossa"でしか体験したこと無いものだ。
他にも未乗車だがKings Dominionの"Pantherian"もトップクラスエアタイムの一つではないかと思っている。
先程出た"フローター"だがコレもエアタイムの細分化の中の一つでもう一つ"エジェクター"と呼ばれるものがある。
Floater(浮かぶ)Ejector(放出する)といった語源が元だ。
文字通り"フローター"はふわーっとした軽い浮き"エジェクター"は太ももにプレッシャーを与えるような強い浮きを指す。
2025年現在ではRocky Mountain Constructionというメーカーの登場以来エジェクターエアタイムのコースターが評価されている傾向にありコースターのトレンドは昨今目まぐるしく変化している。
そんなMillennium Forceのフローターエアタイムだが、なぜこんなにも良いのか簡潔に分析してみた。
1つ目は滞空時間の長さだ。
Formula Rossaも同じだったのだが、とにかく身体の浮いている時間が長くストレスフリーでスリルを味わえるコト。
2つ目はレイアウトの良さだ。
当然キャメルバックを連続していると退屈に感じてしまう方も多く、ここぞと言う時に味わえるのが魅力であるコト。
3つ目は車両の良さ。
この腰のみを抑えるハーネスとほぼむき出しの車両が爽快感に一役かっているのではないだろうか。
座り心地も非常に自然で座位置も低いのがよりスピード感を味わうのにうってつけだ。
以上の理由でMillennium Forceは非常に高いクオリティのエアタイムを実現しているのではと推測する。

オーバーバンクカーブを抜けると左バンクをしながらトンネルへと突っ込む

トンネルへを抜け大きなキャメルバックへ突入

ここでトップクラスに気持ちよいエアタイムを味わうことが出来る
キャメルバックを抜けると再度Cedar Pointの景色を眼下に右ターンのオーバーバンクカーブを滑走していく。
依然スピードは落ちておらず両手を上げ風をいっぱい浴び気分は最高だ。
その後に左にクイっと径のきついオーバーバンクカーブがあるのだが、このバンクがアクセントになっており非常にスリリング。
グッと一瞬身体が潰されそうな感覚に陥るのだが、決して不快ではなく寧ろハードなパートを挟むことによって味を出している。
そして、2度目のキャメルバックだ。
先ほどと同様に非常にクオリティの高いエアタイムを味わうことが出来る。
当然ゲストの歓声も更に上がる。

2回目のキャメルバック
1回目同様に最高のエアタイムを味わうことが出来る
2回目のキャメルバックを抜けると左へバンクを付けながらトンネルへ。
このトンネルでライドフォトが行われるのでポーズを決めよう。
そして一瞬暗転したかと思ったら視界が開け小さなキャメルバックに。
まだまだスピードは落ちておらず、先ほどの2つのキャメルバックとは異なり滞空時間の短い"ふぁーーーっ"というよりは"ふぁッ"と過ぎ去るような浮きが特徴的だ。
この小さなキャメルバックもバランスが非常に良く、先程のエアタイムとは打って代わり最後に向けてボルテージを更に上げていくような浮きだ。
Qラインを横目に最後に右オーバーバンクカーブに入るのだが、先ほどの径の小さなバンク同様に一瞬グッっとプラスGが働き最後の〆には持って来いのエレメントだ。
このMillennium Force、凄いのが最後のオーバーバンクカーブを超えても尚余力が残っていることだ。
それほどにアベレージスピードの高い最高のコースレイアウトが人々を魅了するのかも知れない。
いやーホントたまんねーですわ。
紛れも無く世界最高のコースターの一つです。

3回目の小さなキャメルバック
最後に向けてボルテージを更に上げていく

ラストの右オーバーバンクカーブ

いやー参りました!!
こりゃあ楽しいや!!
bottom of page